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営業という仕事 20代のときに感じた疑問

私は20代後半の時に飛込み営業をやってました。まったく営業という仕事がわからない中、今考えれば無茶だよね…という事をやらされましたが、それでも実際に自分で商品を理解して売っていくという仕事はなかなか奥の深い仕事だと痛感した記憶があります。


最初に感じた事は、同じ商品を営業マンが持っているのになぜ良く売れる人と、全然売れない人がいるのか?という素朴な疑問が強烈に印象に残っています。


そもそも商品自体に魅力があるものとないものがあれば、商品で売れ方に差異があるのは理解できたのですが、売る人間によってこんなに差が出ることが不思議でしかたなかった記憶があります。


そもそも人間が前面にでるセールスの大原則は、商品より先に自分が何者であるのか先に理解してもらい、相手と自分の心地いい距離感を理解することがファーストステップである気がします。相手が自分を理解し心地いい距離感が継続できていれば、そこから販売する窓口が綺麗に形つくられて、取引が始まって行くわけです。


ただ、営業の深いところはお互いが生身の人間であって、お互いが互いに時間によってさまざまに変化しているわけで、ずっーと継続して取引ができればいいですが、そうもいかないケースも当然あるわけです。


俯瞰してみると、商品販売は後のことであって、人間の結び付きが基本土台にあり、そこから何かが起こるという表現が正確なのかもしれません。現在の世の中はこの面倒な人間の距離感の関係って少なくなって来ている気がしますし、ネットというデジタル空間が仲介して距離感を微妙に保っているのかもしれませんね。

なかなか興味深くもあり摩訶不思議な事象だと思います。