岩波少年文庫の最後のページあたりに書いてあるコラムが胸に刺さる。
子供の読書を何とか推し進めたいと、私はがんばっているわけですが、岩波さんのこのコラム？あとがき？を読んでなんともいえない気分に浸りました。
子供の娯楽は圧倒的に増えて、そりゃ私達40歳代と比べると雲泥の差になったのはものすごく納得できる。ゲームやユーチューブなんかは当時では考えられないような情報量と画面の綺麗さ、ハードのスペックの高さなんかは信じられないほどだ。
岩波少年文庫さんのこのコラムは、ちょっとお堅い文章にも感じますが、現代の社会のこどもたちの状況をしっかり捉えていて、この時代にあった何か？を、表現豊かに伝えようとしている文章で興味深いし納得できる。
私はやっぱり電子書籍も大好きではありますが、紙の本の楽しさなどもしっかり味わえる子供になって欲しいので、何かしらキッカケをたくさん作ってあげて子供と一緒に読んだ本の内容など語れれば最高なんだが……
